先週ようやく初雪がふりました。
今年は暖冬で、地元の方にこの時期まで雪が降らないのは50年生きてきて初めてと聞いた翌日のことでした。
初雪にしてはとんでもない量で、みるみるうちに世界が真っ白に。
童心にもどって写真を撮ったりしていたら、町内の方から号令がかかって、みんなで雪掻きをすることになりました。
雪用シャベルは持っていなかったので、普通のシャベルでやっていたら、汗の量に反比例で全然作業がはかどりません。
結局おとなりさんに手伝ってもらうことになってしまいました。
空家の前の道もみんなで一緒に雪掻きします。
僕たちが引っ越してくるまで、この家の前の道もずっとみなさんが雪掻きやってくれていたと思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
神奈川に住んでいた時は、みんな自分の家の前だけきれいにしてたなぁ。
みんなでやっていると作業が不思議と楽しいものになりました。
今まで都会に住んでいたので新鮮な体験でした。
ちょっとしたおまじないのように感じました。
翌朝フワフワの雪の絨毯を歩いていると母屋の床下にのびる足跡を発見しました。
最近姿を見せずに気になっていたタヌキの寝床が分かって、一安心。
青柳亮
2016年1月29日金曜日
初雪が教えてくれたこと