約2週間の東北ツアーを終えて、我が家へ帰宅。
彦根もこれから冬本番という感じなんでしょうが、東北から南下すると春のように思えました。
久しぶりに見た母屋の屋根の形状が、スピーカーMONOに似ていることに気付きました。
入母屋造という型式の屋根だそうです。
竪穴式住居の茅葺き屋根でも見られるそうで、東アジアの伝統的屋根形状のひとつです。
スピーカーMONO上部の傾斜している面の組み合わせは、どこか入母屋造を想わせます。
この形状は、平行面を無くすことによって、不要な共鳴音の発生を押さえることを考えてデザインしました。
入母屋造の屋根もアジアの風土に適した、理にかなった形状なんでしょうね。
三角形の穴の中に大きなスピーカーを埋め込んで音を鳴らしてみたい衝動にかられました。
もし実現したら、町内放送のスピーカーとして使ってくれないかな。
青柳亮
2015年12月3日木曜日
MONOと屋根